きっかけは母の涙 7歳の女の子が絵本に込めた“自由”「お母さんが毎日泣いていた」衝撃の事件とは
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- Опубликовано: 31 окт 2024
- 去年8月に出版された絵本「ここにあったよ自由と幸せ」。著者は、日本とイランをルーツに持つ7歳の少女です。きっかけとなったのは、2022年にイランで起きたある事件とそれを見た母の涙でした。少女が絵本に込めた「自由」への思いとは。ママを笑顔に大野りりあなさん:
「ママのことを笑顔にしたいなって思って、絵本を書くことにしました」日本人の父とイラン人の母を持つ大野りりあなさん・7歳。雑誌のモデルや俳優として活動しています。29日、絵本のサイン会で仙台を訪れました。絵本を書くきっかけとなったのが2022年に母・アティエさんの母国、イランで起きた事件。22歳の女性が、頭髪を隠すスカーフの被り方が不適切として警察に拘束され命を落としたのです。大野りりあなさん:
「お母さんがその事件を見て毎日のように泣いていて。どうしてこんなに自由がないんだろうなってお母さんが言っていて、自由って何だろうって思って」自由でいられることの意味母・アティエさんを笑顔にしたいと「自由」をテーマに絵を書くことにしたりりあなさん。そのうちに、ある思いが湧きあがります。大野りりあなさん:
「好きな洋服を着られたりとか友だちと外で遊べたりとか、すごく幸せなことだと気づいて。どれだけ自由でいられることが幸せか、いろんな世界中の人たちに伝えたいなって思って」そして完成したのがりりあなさんが主人公の「ここにあったよ自由と幸せ」。大野りりあなさん:
「文章は、3歳ぐらいからずっと詩を書くのが好きで、少しだけ最後の部分とか変わっているけれど、ほとんどがそのままの文章」さし絵は、りりあなさんのイメージをもとにイラン人のイラストレーターが手がけました。絵本に込めた自由母・アティエさん:
「この事件についてイランの人が協力してしまうと危ないから、探していても断られた。5人目でようやく決まって、名前などを一切出さないという約束で描いてくれた」大野りりあなさん:
「イランの人にしかわからないような気持ちみたいなものが入りながら、かわいい絵になっていた」絵本を手にした人に心を込めてサインを書いたりりあなさん。訪れた人のなかには、6歳のファンもいました。サイン会に訪れた人(孫と祖母):
「うれしい。(Q どのページが好き?)(最初のページ)お絵描きがいっぱいあるから」
「明るさとか前向きなエネルギーを感じた。大事にしたい絵本の一つだなと思った」イランでの悲劇と母の涙から7歳のりりあなさんが考えた「自由」への思い。最後に、特に大切だというページを読んでくれました。大野りりあなさんの朗読:
「でも、それだけではないよ。自由な世界を広げるために、わたしたちにもできることがきっとある。7歳のわたしにだって、少しでも世界を変えることができるはず。わたしは、これからも書き続けます。みんなでいっしょに、自由ですてきな世界を広げてみませんか?」4月から小学校2年生になるりりあなさん。将来の夢は俳優とアナウンサーだそうです。
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